このレビューはネタバレを含みます
あんまりドキュメンタリーの形になっていないので楽しみづらいんだけど、そのおかげか非常に中立な作風を実現している。
息をするようにフェイクを生み出しているのだろうが、金にもならん夢を分け与えるのは優しさ故の行動なのだろう。切実な人情に何とも言えん気持ちになった。
無駄にエモい夫婦のショットを挟み込んでくるせいで彼らに対する感情が複雑になりすぎる。
マスターのダルさはどこまで狙ってるんだろう。
陰謀論的な話に触れていると、映画を観て何かしらの意味を考察したりする俺たちと大した違いは無いよなと、いつも思ってしまうんだな。
おもしろいとは思ってないけど好きかもしれない。音楽の良さも大きい。
モキュメンタリーではなくドキュメンタリーとして作ってるっぽいので、スコアは無しで。