すごいものを観た。
怪しげな宇宙人の映像から始まる。なんだこの映画はと思う。
モキュメンタリーなのだろうか?映るものすべてを疑ってかかる。
UFOウォッチャーたちの集まりもなんだか怪しい。
そのなかでUFOを呼べるという男、庄司さんのキャラが強烈。
話が一段と怪しい。部屋中ZAQのぬいぐるみありすぎ。
富士山の火祭りは本当だろう。ときおりリアリティを混ぜてくる。
中盤以降は庄司さん中心に話が展開する。
覚醒剤所持で逮捕、執行猶予付き判決で出所という衝撃。本当か?でも文春の記事本物っぽいしな。手がこんでる。
UFO写真を継続して狙ったように撮ってて、「出すよ」とか言っちゃう。
トランプ来日は本当だろう。国会議事堂の画を撮りたかったのかな。
とか思ってたらこよりを使ったフェイク写真。信じられていた仲間内からも疑いの目をもたれる。言い訳が苦しい。
ラスト、庄司さんの力と関係なく星空を動く光。UFOだと言い合う人たち。
さてとエンディングを眺めているとキャストの名前はなくて、全員実在している。
じゃあこの映画はなんだったんだ。庄司さんの名前を検索すると、逮捕は本当だし、スピリチュアル系のことを発信している。あ、本当だったんだ。ほかの人もいるみたい。
モキュメンタリーだと思っていたけど、ドキュメンタリーだったってこと?
なにを信じたらよいのかわからなくなってくる。真実は虚空のなかへ飛んでいく。光は存在している。UFOかどうかはわからない。