主役は「母」でした。
四人の息子を女一人で育ててきたチェコスロバキア人の女性。
夫は戦争で亡くなり、出兵する息子たちへの心配だけでも気を揉む中、次男がナチに心酔。
兄弟関係にも緊張感が。
夫、息子、孫をそれぞれを見つめる母役のユージニーレオントヴィッチの眼差しが忘れられない。
特にラスト😢。
ただまあ、冒頭の長男と次男と恋人の三角関係は何だったのか😅。
大味な演出に、恋人でヒロインのメアリーベスヒューズの典型的なハリウッドのヒロインをイメージする臭い芝居にと、まあ突っ込みどころはある。
が、しかし、悔やむ勿れ。
お腹を痛めた子を奪われていく母の苦しみ。
そこは伝わった😿。
※
次男を演じたアランカーティスの匂わす程度の狂気性は配役ピッタリだった。
恋人を奪われたアメチーのがっくし感もまた切なかったなあ😓。
邦題「四人の息子」