これ、不倫100%メインの映画だから勿論ベッドシーンが売りだったはずなんだけど、撮り方があまりにも下手で驚いた。
ラブシーンで出る妻夫木聡の魅力が半減してる。
夏帆のヌードを映さない手法だったのかもしれないけど、寄りが多すぎる。
2人の心情を映す為なのかカメラがブレるけど、ベッドシーンで長々と使われると観てる側は酔う。
本当に相手を愛しているのか？
ただ目の前のセックスに夢中なだけなのか？
荒々しいだけにしか見えず魅力がなかった。
女性に媚びすぎと言うレビューがあったけど全体的に観て同じこと思った。
唯一良かったのは2人が関係を持ってしまったあとの食事シーン。
妻夫木聡が荒々しい男としての目線から優しい表情に変わっていて、食堂で芋を夏帆のどんぶりに入れながら煮っころがしの話をするところ。あのシーンの2人は心情がとても出ていて良かった。
最後結局あんな展開ならもう少し骨太な映画に仕上げたら良かったなと思う。
