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マトリックス レザレクションズのFmjdのレビュー・感想・評価

3.5
"昔と同じだな"

過去の戦いでネオやトリニティが死亡してから機械と人間の関係は変化を迎えていた。
そんな中、バッグス達は死亡していた筈のネオの生存を確信できるデータを偶然入手する。
その情報をもとに仮想現実の世界を確認するとネオはトーマス.A.アンダーソンとして生活していた。

トーマス(ネオ)は仮想現実で世界的有名なゲーム"マトリックス"のクリエイターとして有名な存在になっていたのだ。
"マトリックス"の内容は今までのネオの活動の内容が描かれており、三部作で完結を迎えていた。
しかし、親会社ワーナー·ブラザーズの意向により急遽続編を作ることになる。
ストレスやその他の原因でセラピストから"青い薬"を処方してもらいながら生活するトーマス。

そんなとき、バッグス達に現実世界の存在を伝えられ"ネオ"として仮想世界から脱出することになる。
現実のネオが囚われていたのは古い発電所の塔部分の人口子宮。
バッグス達に協力しているセンチネルの協力により脱出に成功するものの、向かいの人口子宮にはトリニティが残されているのを見つけてしまうのだった。


最新作のマトリックスは見ていて面白いというより懐かしいという感覚が特に感じられた。
1作目からのテーマの一つであるDejavu(既視感)を狙って作られているのがわかる。
ネオとモーフィアスの訓練戦闘、ネオとスミスの戦闘、そして赤と青の薬。
1作目の流れをなぞるようなシーンの数々にフラッシュバックするように過去作のシーンが思い出されていた。
実際は過去作品を視聴したのが古くて1作目ぐらいしか内容覚えてなかった為、特にそのシーンが思い出されていたというわけですが(笑)

個人の感想としては映画の内容が少しゲームチックなのも面白く感じました。
スミスが一時協力関係になる展開なんて、まさにRPG的展開で胸熱でした。
他にもありがち展開あるので作品見た人で共感した人はニヤニヤしてください(笑)
あと、今作ではエージェントの代わりにBOTを多用してる訳ですがそれを使った攻撃がまさにゾンビのようで、[SF(デジタル)ゾンビか!]と一人でテンション上がってました。
あと、スミスのイメージはヒューゴ・ウィーヴィングだったんですが、以外と観てみたらジョナサン・グロフも味があっていいキャラ出てました。

流石に前作内容まったく知らない人には勧められませんが、見たことある人は是非見てDejavu を感じてください。
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