なんていうかマトリックスヲタによる二次創作みたいだった。
6月末でマトリックスシリーズの配信が終わるというので駆け足でこの話まで観た。たぶんその見逃してしまう勿体なさみたいなものがなければレザレクションまでは観なかったと思うし、内容としてもそんな感じのものではあった。別に20年の時を経て新しく作らなくても良かったんじゃないか？笑
ネオまでキアヌじゃなかったら何を観てるんだ状態になるから仕方がないけど、ネオとトリニティは同じ役者が演じてるのに他登場人物が別人で混乱する。仮想現実だから姿が替えられたりアップデートされていったりするのは理解できるけど、何せわかりにくい。あれはモーティアスなのか？モーティアスの扱いの薄さとやら。ジョナサン・グロフがスミスなのか？
前作までの登場人物を追い出して作ってるからそれこそ演者たちがノリノリで演じてるマトリックスヲタに見えてしまった。それなら全員別人か同じにするかしてほしいくらい。
ネオよりもトリニティの老け具合に20年の歳月を強く感じた。最後のビルから飛ぶところも歳を感じてしまった。貫禄は出てきてるのに吹き替えで観てるとネオの声は若いまま。
内容は三部作の番外編のようで可もなく不可もなく特に心揺さぶられることはなかったが、Gleeの時に地味に好きだったジョナサン・グロフの出世具合には感動した。
余談だが、ネトフリで観ると大抵最後のクレジットの時それ以上の展開がないとおすすめ作品の予告に切り替わって最後まで観させないシステムになっているので、今回最後まで何の邪魔もなく丁寧にクレジット観せてくれたから何かあるんだろうなーと思って観てた。便利だけど盛大なネタバレシステムだなと思った。
