ももみ歌と映画とアート

マトリックス レザレクションズのももみ歌と映画とアートのレビュー・感想・評価

2.5
キアヌ・リーブス、キャリー=アンモス出演、過去作の映像も沢山見られて、復活は嬉しくはあります。でもやっぱり、常套手段の「実は生きてました」演出や、過去作のダークさや閉塞感が失われてただのSF映画になってしまったと思えて少し残念。

キアヌとキャリーは流石の貫禄で、お年を召されても違和感はさほどありませんでした。モーフィアスもローレンス・フィッシュバーンが良かったな…

面白くないという訳ではなく、特にネオとトリニティーが蘇るくだりは見応えがあります。ザイオンも懐かしかったです。

個人的に残念と思ったエピソード。
・ネオが飛ぼうとして飛べなかった…過去作では小ボケはありえません。
・ザイオンの将軍がレボリューションの勇者ナイオビ…ヒーローが政治家になったみたいで。
・スミスがネオとやけに親しく味方してくれたり…スミスは悪に徹して欲しかった。