このレビューはネタバレを含みます
始まって数分で多層的なストーリー
・マトリックストリロジーのシリアスな続編
・マトリックスというコンテンツのメタ的なコメディ
・そしてキアヌの皮を借りた、ウォシャウスキーたちのドキュメント
3つの軸が絡まり合いつつ、続編キャラたちがキアヌをマトリックス世界へ呼び戻す
エヴァ旧劇のような、あの頃ワタシはああだった劇
年齢を重ねたゆえのネジの締め具合
たしかに1999年のマトリックスを観れば、自分がコントロールされてるか、ときたま疑いつつ生きることになった
今の自分は、赤いピルを飲む瞬間を待っていた過去から、すでに飲んだつもりで生きることにした
目覚めとはおそらくそういうことだ