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地獄の黙示録 ファイナル・カットのDAのレビュー・感想・評価

4.0
現代の黙示録

人の二面性。正気と狂気。
パートごとに表現される"普通に"狂っているじわじわとした恐ろしさ、主人公の淡々とした視点から見える戦争、ただただ全編通して深く暗く恐ろしい。

ベトナム戦争を通して描く人の奥に潜む闇。
光と闇のコントラスト。照明が印象的。

冒頭のサーフィン中佐とワーグナーなんて吹き飛んじゃうくらいぐったりする重厚感。
2回観る元気の出ない傑作。
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