アリスと市長の作品情報・感想・評価

『アリスと市長』に投稿された感想・評価

ロメール『木と市長と文化会館』であれだけ市政を批判していたファブリス・ルキーニが政治への情熱を失ってしまった市長を勤めるという皮肉。フランスではこのような映画は comédie politique …

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akrutm

akrutmの感想・評価

4.0

長い間政治の世界に携わってきたリヨン市長は、新しいアイデアが浮かばなくなってしまい、そのためにアカデミア出身の哲学専攻の女性アリスをスタッフとして新たに雇った。市長とアリスが対話を通じてお互いの人生…

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熱意もアイデアも湧かなくなってしまった市長のもとにやってきた哲学者兼アドバイザーの女性。
リヨンの市長とその周辺の人たちのドラマなので難しいかも?と思ってたが、立場の違う二人が失った情熱や現状に迷う…

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随分評判のいい作品であり続けていたが、個人的には何の関心もなく、今時キャプラや業田義家でもあるまいに、と敬遠はしてた。しかし、今日仕事の前に時間が空き、観ることに。やはり、あまりピンとは来…

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co

coの感想・評価

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この映画にスコアできる立場にいないかなーと思った。
政治家も人なんだよねっていう。
右とか左とかわからないけど、とりあえず丸いでかい眼鏡かわいい…
alsace

alsaceの感想・評価

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一昨年の釜山国際映画祭以来の観賞。
現地では、哲学談義を英語字幕で追うのがシンドかったので、日本語字幕で見る機会を得る事が出来て良かった。

フランスって、理系も文系もバカロレアは哲学が必修って聞く…

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mat9215

mat9215の感想・評価

3.5

『クレールの膝』では小僧だったファブリス・ルキーニも、裁判官や大都市の市長にふさわしい立派な爺様になった。老獪で、純粋でもある政治家を見事に演じきる。フランスで女性が人文系の博士号を取得する苦労話は…

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少女が市長をやり込める あのロメール作品の続篇かな、と思ったが違った。
フランス第二の都市、リヨンの市長のブレーンに抜擢されたアナイス扮するキャリアウーマンが仕事を通じて現代社会の矛盾を体験する。例…

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ニコラ・ヴァリゼール『アリスと市長』は、『木と市長と文化会館』のルキーニのあの情熱が鳴りを潜め、左翼文化人の限界を示す半分反面教師のような映画。30年で情勢はさらに複雑なものになっている。だからこそ…

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映画批評月間 フランス映画の現在 vol.2@広島市映像文化ライブラリー

◆2019年ベスト アルテ共同製作作品
『見えない太陽』L'adieu à la nuit (2019)
『アリスと市長』…

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