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8月のエバのmiのレビュー・感想・評価

8月のエバ(2019年製作の映画)
2.5
ロメールをリスペクトしてるのは、1フレ目からわかったけど、あくまでロメール風なだけ。
ロメールの緑の光線みたいな話かと思ったけど、キャラクターが全然動いていかないので、結構退屈だった。キャラクターの設定や物語の中身がロメールやロジェとは比べ物にならないぐらい軽い。ホンサンスよりも軽いし、ヌルッとしてる。
モラトリアムの描き方が遠回しに感じた。
遠回しにしか女を誘えない男と、直球でベッドシーンに持ち込むエバの対比は良かった。
前衛的なストリートパフォーマンスはもっと見せてほしかった。
この内容でこの尺は明らかに長い。
ギヨームブラックを見習いなさい。


2019劇場鑑賞172本目
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