肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

心惑いて行く先はの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

心惑いて行く先は(2019年製作の映画)
3.1
インド映画メタで風刺を絡めてダベリまくる(微笑ましくない)バカップルのストレスフルおさんぽ議論対談+濡れ場を添えて

個人的な裁量ですが、いわゆるブラックコメディ(と言っていいのかわからないけど)な映画ですw
映画としてはかなり穿ったインディーズ調の映画でほんとんどのエンタメ映画しか見ないで映画好きと豪語するようなタイプの人には観るだけ損とハッキリ言えちゃいます!(笑)
それも男女関係に偏った思想を持ち寄ったカップルの映画なので、問題提起以前の"煽り映画"と言えちゃうほどの総批判覚悟の映画と言っていいかも知れないですね…
自称フェミニストモドキを自覚する人も見ちゃ、ダメェ〜

でも本当にインド映画としては性描写も厭わず「セ○クス」と連呼ぎみに表記できるタイプのボリウッドムービーは珍しいので、そういうのを求める数少ない同志たちはチャレンジの価値ありですw
こういう"鬼才"系の映画はインド国内ではNetflixの後押しあってなんですかね?
既にガッツリ性器映しちゃう鬼才インド映画監督はカウシク・ムカジー監督がNetflix内で洗礼を浴びさせてもらったんですが、この監督、オリジナル枠になった途端『ブラフマン・ナーマン』という毒にも薬にもならない平坦な映画を撮ってからに…(笑)
当監督はNetflixオリジナルという配信枠を持ってしても性行為描写等撮りたいものを撮りおおせる心意気(だけは)良し!と独自性はいいと思いました。

まあ、とにかく彼氏がドイヒーなクズ男で間違いなく、ああ言ってはこう言う恋人との会話でもマウントをとろうとして、ストレートに見下してくる"男尊女卑"インド社会兼男を代表するかのような男でございますw
それでもこれで無職ヒモじゃなく、DV男じゃないだけマシで彼女も忍耐というより"共依存"のwin-winな関係を窺わせて、勝手にやってろ!と思わせてくるんですw
しかし、なんとか均衡を保っていた良好な関係も性と未来を意識する中で決定的な事が起きて・・・とする顛末です

ドキュメンタリーのようなリアリティと道を歩いてるだけの会話劇で終わるんじゃないか?という不安を調理した一度でいい「実験映画」興味深かったですw