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きえてたまるかのssr701のレビュー・感想・評価

きえてたまるか(2019年製作の映画)
1.8
また深夜残業です
(みんながお正月に楽しむ
福笑いを手描きで大量生産中)

というわけで
ムチと警棒を持った監視員の目を盗んで
没原稿を投稿して凌ぐことにします
(ネタバレありです)



29分間のショートフィルムです
話のきっかけとなるところなんか
ワクワクしたんですけどね…
やっぱりショートフィルムは
きっちりとオチがつかないな〜
といつものように嘆くしかありません


まあでも
「わたし何がしたいんやろ
こんなことしてて何になるんかな」
というボクが毎日のように
しょうもない感想文を書き上げたときに
思わずつぶやいてしまう言葉が
セリフとして出てきて驚いた作品なのでした

〜糸冬〜



で終わらせようかな…
と思ったのですが
そのセリフに対しての返答の


「自分たちが作ったものが残るって素敵だと思うけど?
誰の目にも触れなくてもさ…
自分たちが作ったものがあるって素敵だよ
たぶん自分のために作ってるんだと思う」

これはいいセリフだなあと思いました
なんか素敵ですな〜
グッとくる名シーンでしたよ


…とは言ってもこの作品は
まさに自分のために作った
内輪だけで盛り上がればそれでいいような
思い出作りのビデオのように思えたのでした
捻くれ者だから
素直に見られなかったのかもしれませんけどね…


気になったのは
夕方か夜みたいに辺りが暗いのに
「こんにちは」や「おはよう」など
挨拶がバラバラだったところですね

なぜか昼と夜が行ったり来たりする
「ヤンキー女子高生 全国制覇への道 茨城編」に対する何らかのアンサーであり
リスペクトでありオマージュなのだと
考えるのが自然だし
他に選択肢が見当たらないです
ボクしか喜ばないそんなメッセージが隠されている作品なのでした
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