サミー

くじらの湯のサミーのレビュー・感想・評価

くじらの湯(2019年製作の映画)
2.7
すばらしい。
本作が大好きです。

主人公が母を真似て・習って湯に潜ぐり遊泳をした時に海へとつながるのかと思ったら椅子が出てお風呂屋さんの浴場へとつながる。
予想と違ったがこの展開も良い。これこそが個性でありイマジネーションの力だと思いました。


くじら湯という題名だから鯨をイメージしたらお風呂屋さんのことだったわけですが、観客である私の期待を裏切らずラストは遠景に島をのぞむ海のカットで締める。そこにはためく旗。
グッド!!


幼い頃に母や父に連れられてお風呂屋さんや温泉にいったことを思い出しました。
あの時に私が想像したり妄想したり想像したのは海や鯨ではありませんでしたが、色々な世界やイマジナリーフレンドラマに浸かっておもしろかったな〜その時の主人公は私自身でしたから。






やや乱暴ないい方をすると
こんな映画を作れるのならばさっさと学校を卒業して世界を席巻する映画監督になれ!
ともいえるし
このような映画を作るのならずっと学校にいて研究を成し遂げ続けろ!
ともいえる。
どっちなんだ?といわれても答える術がない。
サミー

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