女の子の脳内ポエトリー。
思想があるようでない、独白映画。
ジャンプカットとちょっとイタい自己語りとアンニュイな音楽とでほとんどが構成される。
これを観るなら長久監督の「私たちはプールに金魚を」を観たほうがいい。
そこでは埼玉や女子高生の怠惰感・閉塞感が表現されていた。
アイディアだけでは突っ走れないことがよくわかった。
こういう思想のない少し映えた、カットの早い飽きさせない映画が誕生することに
インスタ映え・TikTokカルチャー・YouTuber文化の浸透を切に感じる。
もう一声、もうひとひねり欲しい。