2018年のセルビア映画。ラザル・ボドローザ監督、ディミトリエ・ヴォイノフ脚本によるSFロマンス・ドラマ。
2148年、社会主義化した地球、宇宙飛行士ミルーティンはケンタウルス座アルファ星への探査に出発、同乗するのは女性型アンドロイド、ニマーニ1345。
冒頭、ケンタウルス座アルファ星にチュチェ思想を広めてこいという辺りに、早くも出落ち感を覚えます。
人工知能と人権の問題は興味深いところでございますが、物語それ自体をとっても、またメタレベル、メタメタレベルでも、事あるごとに性的搾取という言葉が脳裏をよぎり、心がかき乱されます。