音楽を聴きに
物語の主軸はチェットベイカーさんがモチーフでなくてもよい内容だが、晩年の彼の描写自体は私のイメージとよく合っていた
大声では言い難いことだが、人道外れたからこそ偉業を成し遂げる芸術家…
He will live on in his music for anyone willing to listen and feel 🎺
期せずしてアムスのホテル前を通ったり、
大切なライヴで演奏…
イーサン・ホークの「ブルーに生まれついて」でチェット・ベイカーを知って、イーサン・ホークの渋さにやられた私には、ただのジャンキーになった晩年の萎れたチェット・ベイカーには一ミリもときめくことはなかっ…
>>続きを読むチェット・ベイカー・シングス」。私にとって、男性ジャズボーカルのワン・オブ・ベストのディスクだ。端正で、ちょっと中性的というか妖しい雰囲気を漂わせたジャケットを含めて。
そのチェットが58歳で亡くな…
予想以上に面白かった。フィクショナルな伝記としてではない。チェット・ベイカーの事故死の現場に居合わせた刑事が操作を進めるにあたり、自分の加害性、マスキュリニティについて向き合う物語だった。チェットは…
>>続きを読む『退廃的』と言う言葉が全編に漂う。
ブルースは人生そのもの、ブルースなしでは生きていけない。
「私の愚かな心」と自ら表して、肉体や精神を擦り減らして、絞り出すようなトランペットの音色やヴォーカルは、…
わざわざ、本作はフィクションで実在の人物とは関係ありません。と言う前置きから始まるチェット・ベイカーの死の真相を妄想と憶測たっぷりに描く手法は結構な反則。
そんな反則を許せるかどうかで人によって評価…