シネマラブ

マザーレス・ブルックリンのシネマラブのレビュー・感想・評価

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)
5.0
緻密にねられたドラマはさすがノートン

緻密に練られた高尚なドラマ。さすがノートン。 惚れ込みました。 ずっと楽しみにしてました。 忠実な時代の再現、カラフルなキャデラック、ファッション、ジャジーなブラックミュージック、全て酔うように魅力的。 ノートンはアンダーグラウンドやマイノリティに興味がある人なのだろう。 私がずっと興味のあるレイシズムを取り上げてくれ、なんとも感動。 ブルースウィリス、アレックボールドウィン、ウィリアムデフォーが引き受けたのもわかる。 ヒロインも素晴らしい。 主人公の生涯は何かの象徴か、ゆっくり考えてみたい。 なんとも唸らされるエンディングで、また別の映画で一花咲かせてほしいと思いました。
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