CIAがグアンタナモ収容所でアルカイダ（と思われる）容疑者を拷問して尋問していた話の映像化。事件のことは「ああそんなことがあったなー」程度にしか知らなかったので、あまりに酷い内容にびっくりした。拷問を「強化尋問」と言い換えて考案した二人の心理学者が、実は尋問の専門家でもなんでもないとか。また超党派が売りだったオバマ大統領（や、そのスタッフ）が調査結果の完全な公表に消極的だったとか。この手の事実をもとにした映画やドラマを見ると、本など読んで実際の事実関係を確認したくなる。アダム・ドライバーやコリー・ストール、モーラ・ティアニーが出ている。また『倒壊する巨塔』の主人公アリ・スーファンとか「アレック支局」も出てきて、あれホントの話だったんだーとか思っちゃった。
