ザ・レポートのPのネタバレレビュー・内容・結末

ゼロ・ダーク・サーティはプロパガンダ映画だ、みたいなことを登場人物が言うシーンがあるのだが、比較的最近の映画を劇中でこんな風にこき下ろしているシーンは珍しいな、と印象に残った。
粛々とした進行で、普通にドキュメンタリーというか「へ～、そんなことがあったのか...」という感じで面白かった。
アメリカは9.11という恐ろしいテロの被害に遭った。次にまた、どの様なテロ攻撃を受けるかも分からない。その様な緊張感の中、テロを実行した組織の幹部（※と思われる人）達に拷問をして、次の計画を聞き出そうとした。それは許されることなのか？分からない。CIAの当時調査にあたっていた職員が、内聞監査をしている主人公に対して、「当時の状況を知らないお前が後からいちゃもんつけやがって、っざけんなよ」みたいな啖呵を切るシーンがあって、いや～～そりゃそんくらい言いたくなるよな～～ってちょっと思ってしまった。