ぶるーべりー

ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷のぶるーべりーのレビュー・感想・評価

4.0
ハロウィンにお化け屋敷に行ったらキャストが本気で命獲りにきた話。
ホステルやグリーンインフェルノの監督さん(イーライ・ロス)ということで期待大でした。

視聴後の感想としては思ったより表現がマイルドでちょっと物足りない感じ。
十分痛そう&多少グロテスクではあったけど、上記2作品のような人体が「肉」扱いされるようなこともなく、エグいところはスキップしたりボカしたり、映してもスッ…と切り替わったりというあっさりした味付け。
とはいえ普通に怖く、多少のゴア表現もあるホラー映画でした。

ストーリー上の不満点というか、解釈に迷った点を一つ。
主人公が幼少期のトラウマを抱えていて昔の記憶がフラッシュバックしたり、辛い過去を克服するかのようなシーンがちょくちょくあるんですが
お化け屋敷の存在とその過去が上手くリンクしていないというか、設定の結び付け方がちょっとご都合主義すぎる感じがしてうーん…と思いました。
自分が理解出来てないだけでお化け屋敷を訪れたことも何かの必然だったのかな…。

ちょっとスッキリしない部分もあったけど、お化け屋敷のアトラクション感はソウシリーズの後期作品ぽくて楽しかったです。
ラストの一筋縄ではいかない感じもグリーンインフェルノみたいで、そこは期待通りでした。
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