勝沼悠

インビジブル・スパイの勝沼悠のレビュー・感想・評価

インビジブル・スパイ(2019年製作の映画)
1.9
 警察にもスパイを送り込む巨大犯罪組織と警察の戦いを描く。
 
 真面目に大作映画をつくろうとしたのかもしれないが、これはやらかした部類に入るのではないか。
 ストーリーの細かい部分が色々おかしい。ものすごい数の武装勢力で街中で銃撃戦する犯罪組織が強過ぎる。最後の戦いがもうほんとおかしい。あの牛なんやねん。シリアスなはずなのに私は爆笑してしまった。
 何気にCG合成がすっごく下手なのが気になった。昭和の映画なみの合成技術。明らかに違和感がある。その合成の稚拙さが細かいストーリーのおかしさと相乗効果で映画の価値を下げている。
 
 香港映画どうした?と心配になる一本。
勝沼悠

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