このレビューはネタバレを含みます
下北沢を舞台に紡いだ群像劇。自主映画への出演依頼が舞い込んだ青年の数日間と、女性たちとの交流を描く。
下北沢の古着屋に勤務している荒川青は浮気されて振られた恋人を忘れることができなかった。ときどきラ…
登場人物、全員かわいい。
というキャッチコピーが浮かんでしまう俗物な自分にうんざりしつつも…
心地いい物語だった。
何もないまま終わりがちなところ、何かがフツーに起こるのもリアルなわけで、この結末…
なんかものすごく良かった。下北沢で暮らしている、どこにでもいるような1人の若者と、彼が関わる人々の日常を見つめていく中で、ちょっとした出来事や変化はあるにはあるんだけれども、それらは決してドラマチッ…
>>続きを読む下北沢という街をそこで生活している若者達を描く群像劇。
緩く繋がっている主人公の周りの人間が、他々に深く絡み合っていく脚本が秀逸だし、演劇を意識した長回しなど撮影も秀逸。
今泉力哉監督は女優を綺麗に…
©『街の上で』フィルムパートナーズ