「his」「mellow」のガッカリ通り越して怒り、のあとだっただけに不安だったけれど、これはずっと楽しかった！
オフビートの会話は笑わせどころもきっちり押さえているうえに伏線も仕込むという脚本の計算高さがうかがえた。なんだかんだで結局見た目じゃないかの「まともじゃないのは君も一緒」からの、いや、やっぱり男は見た目だけじゃないのよ、への流れが同じ成田凌で支えられているのはたまたま。
若葉竜也はもちろん文句なしだけど、女の子たちが揃いも揃ってみなグッド！！！
雪のちょっとずるいわーなかわいさから高橋さんの自己愛強めのいけ好かなさも、田辺さんの（ここにも朝ドラ役者が）の一途さも、みんなの「好き」が何色にもなって散らばっていてめちゃくちゃかわいい。個人的には今回のNo.１は城定さんかな。
青が優しいせいか終始作品から優しい空気が消えないのがいい。南瓜とマヨネーズファンに優しかったりするのも無性にうれしかった。
下北は「若者のための街」だから、最近は本多劇場と駅をそそくさと往復するのみだったけど、久しぶりにぶらぶらしたくなった。「街映画」としても大成功なのでは。
タカハシシンノスケ、髪を伸ばしたらちょっと金属バットの右のほうに寄っててびっくり。髪型って重要。
