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街の上でのmiのネタバレレビュー・内容・結末

街の上で(2019年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

はあもう好きだ。
2時間超えっていう結構長い時間だったのに飽きないし、永遠に終わらなければいいのにって思ってしまうくらい観てる間も楽しかった。
こういう映画って主人公が寡黙だったり、あんまり何も起こらなかったりするけど(それが好きでもある)、この映画は主人公も周りの人も思ったより喋る、というかその掛け合いが面白くて、こういう感じの邦画にしてはテンポが心地よくてとっても良かった。
映画のほとんどのシーンにおいて荒川さんは第三者、部外者っていう描かれ方がされていて、映画の中の言葉で言うと“アウェー”感がすごくあって、だけどそんな中でも人ってこんなにも人と関わり合って生きてるんだなあって改めて実感。
観終わった今はまるで若葉竜也くんが友人なのではないかと思ってしまうくらい。好きだなあ。荒川さんみたいな人って居そうで居ないんだろうなあと思いつつ、下北沢に久しぶりに行きたくなった。
あと長回しが多かったけど、変にこちらも緊張せず安心して観ることができた。
久々に余韻に浸っている。
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