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街の上でのmasaのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
4.0
今年最後の観賞は、評価が高くて前から気になっていたこの作品。
下北沢に若い頃住みたいなと思ってたけど、その頃を思い出した。

登場してくる若い男女がみんな何かいい。とても秀逸な下北沢青春群像劇。あの頃に戻りたいわー。

今泉力哉監督。下北沢を舞台に紡いだ群像劇。
自主映画への出演依頼が舞い込んだ青年の数日間と、女性たちとの交流。
下北沢の古着屋に勤務している荒川青は浮気されて振られた恋人を忘れることができなかった。
ときどきライブに行ったりなじみの飲み屋に行ったり、ほとんど一人で行動している彼の生活は下北沢界隈で事足りていた。
ある日、美大に通う女性監督から自主映画に出演しないかと誘われ…

特に何か凄い事が起きるわけではないけど、街の上で生きている若者たちが、可笑しくも愛おしく感じられた。
何かいい、ほんとこの感じ。
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