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街の上でのkmtnのネタバレレビュー・内容・結末

街の上で(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

「俺の送りたかった下北沢ライフを実写映画化してみました」。そんな作品。
働いている古着屋で読書。
古本屋で店員と仲良くなる。
自主映画誘われちゃう。
喫茶店のサブカル詳しいマスターと仲良し。
美人との痴情のもつれに巻き込まれる。
しかしながらどれもが上滑りしていく。
「俺の送りたい下北沢ライフの映画化」のはずなのに、そのはずなのにどれこれもちょっとずつ上手くいっていない。


ジム・ジャームッシュみたいなだなと思って見てたら、インタビューで今泉監督もそれに言及しているものがあり、意識的な模様。
あの会話のノリが好きな人は気にいると思うし、日本でもあの雰囲気を映画にするのは可能なんだと言うところは一つ感動した点。


何気ない会話が連なって、結局大きな事件は起きている様で起きなくて。
人生ってそんなものだと言ってしまうと安っぽいけど、結論やっぱりそうなんだよなと思ってしまう。
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