ゆう

街の上でのゆうのレビュー・感想・評価

街の上で(2019年製作の映画)
4.0
下北沢の雰囲気と、主人公青のゆるい日常をずっと見てるようで若干の共感性羞恥を感じてしまったけど嫌いじゃない空気感だった。
古本屋や古着屋、カフェ、バー、映画制作、あんな環境で育ってみたかったなぁと思った。
青の日常の中に共感できたり笑えるシーンが沢山あって、映画制作に参加した時の気まずさや初対面の人と話すときの沈黙、中でもイハちゃんとの恋話のシーンは間や2人の空気感がとても素敵だった。長回しであんなリアルな演技できるってすごい。
初対面でも居心地がよかったり、仲良くなれそうって分かるときあるあると思った。
警官の片思いの話と、白鳥座にカフェの店員さんと女の子が一緒に行くシーンも好き。
嫉妬するってことは好きだってことの証明、みたいな台詞になるほどなぁと思った。

何気ない、誰にも知られないけどたしかにそこにある日常
ぼーっと見てたくなる作品。
ゆう

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