すう

街の上でのすうのネタバレレビュー・内容・結末

街の上で(2019年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

目に見えるものだけじゃない。
感じたことも嘘じゃない。
その時そう思ったってことを
忘れないで、なくさないで、
否定もしないで、大切にしたいね。


あ、結構好きだ、これ。
言葉遣い、はまりまくりだ、これ。
最初は耳が痛くなるようなこじれた表現が
最後にいくにつれてどんどんよくなる!
なにこれ、心地いい!

ほんと好きって曖昧だからややこしい。
見えないから不安で
色んなことに惑わされる。

ちょっとした会話の違和感
うまく会話できてるかわからない感じとか
何気なく聞いたのに言い過ぎてしまったとか
言わなくてもいいこと言っちゃうとか

絶妙すぎる。
ほんとにあるんだよなあ、こういうの。
見て見ぬ振りしてた生きにくーいの。

相手から好意をもらって
自分で自分に期待してないのに
嬉しくて答えてみたら
使い物にならないよなんて捨てられて
こんなやるせなさ、まじでないよな。

自分の代わりなんていくらでもいるって
わかってるよ、わかってるけどさ。
どんなに頑張って積み上げてきても
さらっとこなせちゃう人もいて。
どんどん生きにくくなるよ。

関係性が壊れる瞬間か。
すげえ〜、おもろ〜。
確かに青とイハが話していくにつれて
ある瞬間ふわっと空気が切り替わる。
壊れる壊れるって笑うとこも
重くなくて愉快でいい。
キャストもはまりすぎ。


間違ったと気づいたら
反省してやり直すって考え
悪いことじゃないって思う。
ケーキもわたしたちの関係も
腐ってると思うじゃん?
向き合ってみて気づく
意外といけるぞ、、、この表現もいい。


決めつけちゃダメだよってことを
表してるのかなー。


演出もきれい。
青って名前いいなあ。
若葉くんの演技、めちゃ自然でちょー好き。

今泉さんっぽいようでぽくない。
なんか、愉快。
最後とか面白すぎてめっちゃ笑った。


■好きなシーン
私服と衣装が丸かぶり

青くんのぼそぼそとナレーションが入るところ。
記憶を思い出しながら呟く感じ、最高。

■好きな言葉
なんでマスターに言うのかなあ
だって2人の話なのにさあ。

変わっても無くなっても
あったってことが事実だから。

あ、忙しいっていうのは嫌みじゃなくて
読書で忙しい中ってことです。

どんだけファンがおる人でも
たった1人の恋人とうまくいくいかんはまた別問題なんやな。

好きじゃないなら付き合わなきゃ良くない?
そんなにうまく寂しさコントロールできんやん。

嫉妬とかそういうのが無くなったらつまらないと思うけどな。証拠っていうか。
曖昧じゃん、好きとかそういうのって。

最悪、壊れまくり笑

付き合ったけど話したくない存在がいるのだとしたら、ユキにとっても俺はそういう存在だったのかなーって。

長い短いってなんなんやろな、なんか、いっちばんどうでもいい時間の概念、明日死ぬかもしれんしな。

おはよう、生きとったな。

彼氏なの?彼氏じゃない!彼氏です!

名前は知らない知り合いの自転車です。

テープがあってもデッキがねぇじゃん。
すう

すう