この当時(1989年)はそれまでハリウッド映画の悪役国だったソビエト連邦がゴルバチョフ書記長の登場でペレストロイカ路線になって風向きが変わって来た頃。
だからか、この映画では悪役は悪名高きアパルトヘイト路線だった南アフリカ共和国の大使館になっています。
まァこれが絵に書いた悪役振りで、悪さの限りを尽くして遂にリッグス刑事とマータフ刑事の怒りは頂点に達しますが、それにしてもロス警察の刑事が治外法権の大使館員たちをやっつけたらマズイ(笑)国際問題になるよ。
ヒロイン役はかつてのアイドルのパッツィ・ケンジットだったのはすっかり忘れていました。
それと音楽が良いんですよね。
エンドクレジットに流れる曲はかのジョージ・ハリスンが唄う「チア・ダウン」。これ良い曲なんですよ。