OSHO

くもりときどきミートボールのOSHOのレビュー・感想・評価

3.3
空から食べ物が降ってきたら面白いというワンアイディアだけの映画。
序盤に空からチーズバーガーが降ってきたシーンが最大の山場。そこからはただのドタバタ劇。

『カールじいさんの空飛ぶ家』と似たパターン。『カールじいさん…』も序盤に風船で家が飛んだところが最大の山場で、あとはただのドタバタ劇だった。

ただ『カールじいさんの空飛ぶ家』では風船で空を飛ぶシーンは超ワクワクしたけど、
『くもりときどきミートボール』で、大量のチーズバーガーが降ってきても、
八百万の神の精神で育っている日本人としては、大量に廃棄されるであろう食糧の方が気になってしまうだけで、そこまでワクワクもしなかったし…

大量のアイスやゼリーが降ってきたときは、羨ましかったけど…

大西洋の貧しい島、
子どものころから変人の発明家。
大人になっても無職の変人だったけど、
貧しい島で、雨をなんでも好きな料理に変える発明する。
食べ物が降ることに喜ぶ島民。

たまたまテレビの取材が入って島は一気に有名に。
市長は観光で金儲けを考えはじめる。
一方、食べ物は次第に巨大化していってしまい、

巨大パスタのハリケーンや巨大ミートボールの雨に島中が甚大な被害。
このままだと世界も崩壊するかも、どうする…という物語。

現代も世界中に飢えている人々がいるというのに、食べ物が多すぎて、世界が崩壊するというのは、現代社会に対するアンチテーゼ的な意味合いがあるのかも…

いずれにしろ、私はあまりハマりませんでした。
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