【飽食の時代に向けたメッセージ】
ある島で発明家フリントはある日、水を食べ物に変える機械を発明。しかしそれが事故により天高く打ち上がってしまった。それから空から食べ物が降ってくることに...その島は食べ物に困らなくなり...まあ簡単に言ってしまえば「飽食」がテーマのお話です。アメリカらしいですね。
皆さんは日本で年間どれくらいの食品廃棄がでるか知っていますか?
政府広報によれば年間1900万t。世界の7000万人が1年間生きていける量に相当します。
逆にこの世界には飢餓で苦しむ人たちが
7億9,500万人もいるという。5歳になる前に世界の子供の約半数が
栄養不足でその生命をあとにする。毎年310万人。
一方でこれだけ捨てる食料があり一方でこれだけ飢餓に苦しむ人たちが
いる。
日本では賞味期限が近づくとあっという間に値段が割引され
最終的にはその価値は廃棄となり0円となる。それは家の廃棄物でも
変わらない。賞味期限が過ぎたら簡単にゴミ箱へ直行だ。
まらある学校で親が給食費を払ってるんだから「いただきます」と言わせないでくれとクレームをつけたそうだ。なぜお金を払ってさらに「いただきます」と言わなくてはいけないのかという意見らしい。
勘違いしてはいけないのは「いただきます」はなにも学校や給食を作る人に言うのでない。食材になった命への感謝の気持ちなのだと理解してほしいです。
ふだん無意識に食べてるご飯なんかもテレビやスマホなんか見ずに
口の中に感じる感覚に食べることだけに集中してみると
意外にこんな味なんだなぁと改めて感じます。
それにしてもこの作品のキャラクターデザインも空から食べ物が降ってくるって子供の頃だれもが考えそうなワクワク設定なんですけど僕的にはちょっとはまらなかったなぁというのが正直な感想。
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