レビュ彦

グリーン・ナイトのレビュ彦のネタバレレビュー・内容・結末

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

準備が整うまでの退屈な時間をワシらまで一緒に過ごさなきゃいけないところがやはりかなり退屈だし、それを補うための映像もなんか思っていたより普通で暗いし、緑の騎士もこんなん『パンズ・ラビリンス』の下位互換でしかないしバリー・コーガンのキャラめっっっちゃ最高。好き。

ラストあたりの険しい顔で主人公を見つめるアリシア・ヴィキャンデルの顔のCG感はなんだアレ、撮りこぼし?


主人公のダメ人間感がもうちょっと必要だったのではないか。教訓として受け取る前提が出来上がってなくていまいちノレない。
年始に観たコーエン兄貴の『マクベス』とかめちゃ良かったな今考えると。

キャストはめちゃくちゃ良いだけにかなり残念。

自分は『A GHOST STORY』もキャストは最高なのに話が退屈で苦手な方だったのでこの監督とは合わないのだろう。


エンドクレジットの続編もないくせに蛇足すぎる映像も異常に腹が立った。俺は本当にこの監督が嫌いなのかもしれない。ただの厨二病な気がする。

本当キャストが良いから観れる。

A24は直近の『アフター・ヤン』みたいな人生変えるくらいの大傑作もあれば、オシャレ小僧ホイホイみたいな映画もあるのでムズイ。ホイホイされちゃってるしねウチら。あぁ死にたい。準備はできてる。いややっぱ無理。
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