このレビューはネタバレを含みます
さすがA24、映像美の限りでした。
アーサー王の甥である主人公ガウェインが、騎士としてたくましく成長するというのがこの映画の筋ですが、ストーリーは淡々と進んでいった印象。
ラストで緑の騎士から逃げると、それが恥となり人生を生きることを理解したガウェインは、斬首を受け入れる。
ガウェインの覚悟を見抜いた緑の騎士は、彼を認め、故郷へ返す。
この一度は死を覚悟した経験が、今まで放浪を続けていて騎士になれないガウェインを成長させることとなった。
ガウェインの旅の道中に起こる不思議な出来事の数々が、ダークファンタジーの世界観を創り出していて、とても興味深かった。
緑の騎士がCGではなく、特殊メイクで撮影してたということが1番の驚き。