母からの愛という呪いを捨て、それを示して初めて父と並ぶことができる。
子供の自立を描いたダークファンタジー(だと思う)。
すんごい身内がいるせいで良い感じのポジションに落ち着いちゃってるボクチャンの世間知らずさたるや！
最初は設定についていくのに一所懸命だったし、「あれは何だったんだ？」な要素・キャラクターに振り回されたけど、それはまさしく主人公が体感しっていることだったんじゃないかと思う。
不可解な要素は多くあるけど、それも含めて「これはなんだろう」「どうなるんだろう」を楽しめる素晴らしいファンタジーだった。
大きなスクリーンでこそ見栄えのする映像に「この作品は映画館でみるものだよ」と言われたような気がした。
