観た。
正直、観進めるのがしんどかった。
原作となる物語を知らないのもあるけど、章立てされてるわりにどの章でも魅力的に思えるエピソードが無いし。
ガヴェインが情け無くて、あまり賢そうでもなくて、大義も無さそうに旅をしている感じも観ていて楽しめなかった。
狐との旅から少し面白くなりそう、狐可愛いし。巨人の描き方とかとても荘厳で、恐ろしさもあって良い。
でもお屋敷に入ってからは、また謎掛けのような詩のようなやり取りで。誰も良い奴じゃ無さそうだし。
結局、救いは元々無いのかな…
台詞の無い、自分のその後を想像している一連のシーンは、駄目な所の集大成という感じなのか。勃起不全は治っていたようだけど。
結果、潔く？決断をして終わる。
どういう教訓、学びを得れば良いんだろう…自分の名誉、名声に固執するなというのは分かるけど。代わりに死ですか…
一貫していたのは、見返りというかギブ&テイクを求め、求められていた所かな。
とにかく長く感じてしまった。
アリシア・ヴィキャンダルは可愛く、美しい。けどあんま良い役とは言えないかな。
デヴィット・ロウリー、脚本・監督
