Fan’s Voiceさんの最速試写で
人型AIロボ(テクノ)が家族の一員として暮らしている近未来
突然の故障で動かなくなるテクノのヤン
そのメモリーから彼が残していた映像を見る家族
人が死ぬ前に見るという走馬灯のようなメモリー画像
家族がヤンとの思い出を反芻したり
ヤンが思っていたんじゃないかということを想像したり
なんだかAI時代のお見送りってこういうのかな、と
それらが坂本龍一の音楽や美しい映像で流れてくる
時代背景とかセリフでの説明とかミニマムに省略してるので
より抒情詩的でふわっと心地よかった
きっちり説明されたいタイプの人には向いてないかな
細かいことは気にせず流れに乗れるタイプの人にはきっととても心地いい
すごく悲しいわけでもないのにホロリと涙が流れるそんな映画でした