メッチ

アフター・ヤンのメッチのレビュー・感想・評価

アフター・ヤン(2021年製作の映画)
3.1
AIのヤンに死の概念が無いことと感情が芽生えた瞬間を追う物語。

予告でもあったようにあらすじは、AIロボットが一般家庭に1台いても普通の近未来の世界で、とある一家にいるAIロボットのヤンが起動しなくなってしまう。しかし、ヤンの記憶をあることが判明していく。

個人的に、ヤンの記憶を探索していくシーンがどうしてもリドリー・スコット監督作の「ブレードランナー」捜査シーンに重なって見えた気がきます。ライブ会場の記憶からヒントを探し出すシーンとか意識しているのではないかと?AIとはまた違うんでしょうか?でもあれもレプリカントという人造人間だからまた近しいものを感じますし。
なので、世界観が分かりにくいというのは感じられずにすんなり受け入れられるように見れた気がします。それにAIであったはずのヤンが1人の人として観てしまうそんな魅力のある作品でした。

あとは、全体的にゆったりしたBGMと世界観が意識を飛ばしに来たのを感じましたねw
多分それだけリラックス出来るぐらいの自然体な世界観だったというのがあの作品にはあったのだと思います。
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