このレビューはネタバレを含みます
2022/12/14(水) 16:00 ~ 17:45 鑑賞。
予告編を見て楽しみにしていました。
コリン・ファース、と紛らわしい(失礼)
コリン・ファレル主演。
コリン・ファレルの出てる映画いつぶりだろう… フォーン・ブース以来?😅
テクノ、と呼ばれるロボット?が一家に1台?いる近未来。多種多様な人種が一つ屋根の下で家族として暮らす何やら訳ありな一家のテクノ、
ヤンがある日突然動かなくなって、というストーリー…
ヤンは冒頭数分と家族やヤンが関わった人々の
回想に"在りし日のヤン"として出てくるのみ。
あとはずっと機能停止して眠ったようなまま。
だからアフター・ヤン。
メイドロボ、がいたりクローン人間が存在する
世界で、結局手を尽くしてもヤンが再び目覚めることは無いらしく、ジェイクは彼から取り出したメモリー=彼の録画した記憶を確認する事に…。
彼は1日に数秒、自身が見た光景を録画出来る
機能があり、それはなにがきっかけで発動するかは説明がないし、ロボットの彼にはもしかしたら何の意味もない映像なのかもしれない。
でもその光景や家族に向ける眼差しが凄く愛にあふれて美しく見えた。
彼の記憶を辿るシーン。
真っ暗な空間に銀河のような光景が広がりその中の小さな星ひとつにフォーカスしていくと記憶が呼び出されて…という描写が凄い…。
子は鎹、とは言うけど、ヤンがその鎹で
動かなくなってしまったヤンをどうするのか、
が、まんま家族はそれを受け入れてどうするのか、と考えさせられた。。。
美しく優しいシーンに坂本龍一の音楽、
ジャンル的にはSF映画なのだけど、しっかりヒューマンドラマだと思います。
私的には凄く良かったけれど、
そこは観た人がどう感じるか、は
微妙な所…😅
他の方のレビューにかなり取り上げられているけど、オープニングのダンスバトルシーンはかなり意表をつかれる。。。