近未来の家族のかたち。
異なる人種の夫婦と、異なる人種の養子、そして人型ロボットとの家族。
多様性の象徴の様な家族も、近未来には当たり前になるのだろうか?
そしてクローンもごく普通に存在している。
故障した人型ロボット“ヤン”を修理しょうと奔走するも困難を極める。
その過程で、ヤンの中に特殊なメモリーを見つけ、ヤンの視線から見た世界が断片的に短い映像として残されていた。
中古品であるヤンはこの一家に来る前の映像も残され、ロボットであるヤンの感情すら垣間見える。
テーマ自体が難しすぎるし、多くを語らない映画が好きだけど、分かりにくい部分も多くて完全燃焼しきれなかったのが心残り。
ただ、仄暗く美しい映像と優しい音楽が心に残る映画でした。