たま

アフター・ヤンのたまのレビュー・感想・評価

アフター・ヤン(2021年製作の映画)
3.0
近未来の家族のかたち。

異なる人種の夫婦と、異なる人種の養子、そして人型ロボットとの家族。

多様性の象徴の様な家族も、近未来には当たり前になるのだろうか?
そしてクローンもごく普通に存在している。

故障した人型ロボット“ヤン”を修理しょうと奔走するも困難を極める。
その過程で、ヤンの中に特殊なメモリーを見つけ、ヤンの視線から見た世界が断片的に短い映像として残されていた。

中古品であるヤンはこの一家に来る前の映像も残され、ロボットであるヤンの感情すら垣間見える。

テーマ自体が難しすぎるし、多くを語らない映画が好きだけど、分かりにくい部分も多くて完全燃焼しきれなかったのが心残り。

ただ、仄暗く美しい映像と優しい音楽が心に残る映画でした。
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