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境界線のwhydunitのネタバレレビュー・内容・結末

境界線(1966年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

戦争がもたらした、ひとつの国を二つに分断する境界線という設定(第二次世界大戦下のフランス)に、はっとさせられる。その悲劇的な状況は、もしかしたら先の戦争後に日本が被っていたかもしれないし、隣の半島では現実のものだからだ。群像劇が織りなすさまざまなドラマが並行し、人と人との間にも境界線があることを浮かび上がらせる。月並みな反ナチス映画に留まらないところがいいが、正直やや冗長に感じられるところもあった。
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