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ゴヤ・マーダーの440のレビュー・感想・評価

ゴヤ・マーダー(2019年製作の映画)
2.5
ゴヤの作品に見立てた連続殺人。
2人の女性刑事が犯人を追う展開なんですがなかなか変わった作品。
残念ながら変わってるからって面白い訳じゃないというのを痛感しました。

意外と雰囲気も良くて描写も好きな部類なんだけど、主人公の性格がめちゃくちゃウザい。
パワハラ、二股、単独行動。職権乱用なんでもござれなおばちゃん刑事。
相棒のお姉さんもなかなかのポンコツでここぞという時に酒飲んで電話出なかったりしてるし、おばちゃん刑事の元カレが情報リークしちゃったりとため息出ちゃうような主要キャラたち。

捜査で前に進みそうな展開っぽいと思ったら肩透かしという足踏み状態が続き、内部の裏切りもそこまで発展しない中途半端さ。

そして問題の変わってるところがクライマックス。
「おっ!」と思うまさかの展開になかなかびっくりしたけど、そこまでの経緯がひどいので感情が動くこともなく終了。
「ざまぁみろ!」と捨て台詞を吐いてしまいました。

なんか締めも下手くそでモヤモヤしっぱなし。
期待しすぎたかなぁ。
ってかFilmarksの評価2.4だったんですかい!
知らずに観てびっくりしたわ。
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