きくひめ

ハルカの陶のきくひめのレビュー・感想・評価

ハルカの陶(2019年製作の映画)
4.0
町おこし系映画って、知らない土地やその土地土地の風習や方言などを知れて結構好き。舞台は、岡山県備前市。地元のお隣の県だけど、関西弁と広島弁が合体したような方言なんだ〜知らなかったわ。
普通のO Lだった女性が備前焼に魅せられ、今までの生活を捨てて窯元に修行に入るお話。つい最近、私の知り合いでも大手会社を辞めて、食べ物屋さんだけど修行に行った人がいたけど、安定の生活を捨てるってすごい決断。欲望があってもなかなか実行に移せないわ。しかも、弟子入りするって、3食と住むところは確保して貰ってもほぼ無給なんだろうな…と、現実的なこと考えちゃう😓
それにしても、焼物の世界ってスゴい!一年に一回の窯焚きが10日間。その間、常時誰かが付いてなきゃいけないし、また火を止めて10日間…気が遠くなる🤯窯炊き失敗したら、一年間の仕事はパー💨シビアな世界💦ろくろ回すシーンもみてたら、スゴい不思議。あんな土の固まりがみるみる形を変えて器になったりするんだから。
出演されてる俳優さん達、あまり知らない方が多いけど、いい味出してた。やはり笹野高史さんはイイ味出してるね〜
今もこの日本でこうやって修行されてる方いると思うと、尊敬です😌
#20210817@387
きくひめ

きくひめ