世界のあらゆるところにアクセスできるデバイスを巡って、世界各国の女諜報部員たちが結束して悪の組織と戦う話し。
世界の危機に、仇同士が手を組み、コードネーム355というチームで立ち向かう。
世界を股にかけ、ガンアクション、格闘シーン、バディ感などを盛り込んでだ、豪華キャスディングによるスパイ映画ということで、期待感が高過ぎたのか、少々残念な感じ。
ここで描かれるデジタル・デバイスは、第三次大戦にも繋がる恐ろしい兵器ではあるけど、元MI6ハディージャ・アデイェミが簡単にハッキングしているところを見てしまうと、恐ろしい兵器という脅威感が薄れてしまう。
この手の映画にしては疾走感が乏しく、騙し合いもなんとなく読めてしまうし、全体的に中途半端な感じが否めない。
設定は面白いので、続編があるならば、もう2〜3段上のクオリティを期待したい。
