主人公の警官と犯人が最初にコンタクトをした時に交わした会話でストーリーは全てわかってしまうから、最後まで観ても
まぁ、そうだよねー。
くらいにしか思わなかったんだけど、だからと言ってこの映画がつまらないわけではない。
SF的にも、ミステリーとしてもツッコミどころは満載だけど、この映画割と面白い。
この映画の面白いところは、ストーリーや設定ではなく、思想にある。
ある種、殺人を肯定しているところがあって、それよりも大きな目的のためには殺人もやむなし!って考え方が良いか悪いかは一旦置いといて、凄く面白いな、と思った。
殺人肯定という結論には至ってるのに、ちゃんとハッピーエンドっぽくなってるし、感動作っぽくなってるのが凄い。