「涙が流れるなら 嬉し涙でありますように」
うわあああ!! すごく、すっごく良かった!!
宗教臭かったらどうしようとか心配していたけれど、思いの外コミカルな作りで、クリスチャンかどうかとか、そんなの関係なく、誰でも楽しめる映画だと思う。コンクラーベのシーンのBGMにABBAのダンシング・クイーンって(笑)。
ものすごく遠い存在のようなイメージだった(それこそ神様のような存在)ローマ教皇に親近感がわいてくる。そうだよねぇ、教皇だって人の子。サッカーも見るしピッツァも食べるしファンタも飲む。
考え方も性格も異なる二人が徐々に友情を築いていく過程が素晴らしい。
英国を代表する2大ベテラン俳優、アンソニー・ホプキンスとジョナサン・プライスの演技合戦に終始釘付け。
ラストのあのシーンは創作らしいけれど、こうであったらいいなあと思わせる。ほのぼのしていて、ついつい笑顔になってしまった。
‶壁より橋を作れ”