あぶりしめさば

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIEのあぶりしめさばのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ウォルターの「君は幸運だ。特別なことを一生待たずに済んだ。」の言葉が重たい。共同起業したが家のローンのため権利を売る。のちに企業は大きな評価を受ける。足に障害のある息子・第二子の誕生を控えていながら、肺がんの診断を受けたウォルター。家族のためにカネを残すために、メスを作り始めたウォルター。当初は元生徒のジェシーと将来は大学に行った方がいいとか、経営はどうかとか将来のビジョンを夢見たりと良い関係性だったんだなぁ。喫茶店のシーン良かった…。店外の日差しが眩しくて白んでる映像が過去の楽しかった頃、を感じさせてグッとくる。死を目前にして、化学教師としててでなく化学者として成功したウォルター。家族のためのカネが目的だったけど、自分の残された人生のために変わっていった。ジェシーはこの先どんな生き方をしていくんだろう。

メス事業から手を引いて、マイクだったらどこへ行くか尋ねるジェシー。未踏の地アラスカとの答え。ジェシーが降り立った場所、アラスカ。
ジェシーの友人スキニー…とんでもなく株上げてきた。トレードマークのニット帽あげちゃうものね…
トッドずっと憎みきれないヤツ。彼なりの信念があるけど、人殺しに躊躇なし…