虐待を疑われる生徒ルーカスが失踪した。
主人公ジュリアは教師で、町の保安官でもある弟とともにルーカスの行方を探します。
その頃、町外れの森では下半身が食い散らかされた状態の死体が発見されていて…。
映画の評価はあまり高くないようですが、確かな演技は見応えありでした。
特に主演のケリー・ラッセルとジェシー・プレモンスの演技を観れてよかったなと。(パワー・オブ・ザ・ドッグでのジェシー・プレモンスの演技にプチファンになった)
グレアム・グリーンは特別出演枠？ウェンディゴの伝説に詳しい男として登場。
ジャンキーの父と幼い弟を世話するために幼くして大人にならなければならなかった少年と、過去に囚われて生きるジュリアの悲しみが交差します。
ここに出てくる怪物はアメリカとカナダの原住民の伝説に登場するウェンディゴという精霊が元となっているようです。
(レビュアーさまでもっと詳細に書かれてる方います😅)
ウェンディゴに人間が取り憑かれると食人欲求を抑えられなくなり、ウェンディゴになってしまうという。
実際にも人肉を食べたくなる奇病でウェンディゴ症候群という疾患があるって調べたら出てくるんでびっくりです。
悲しい予感を感じさせるラストの余韻。
また鉱山のふもとの町の陰鬱さをとらえた映像美もこの映画の雰囲気作りに一役買ってます。
TAKAさんおすすめありがとうございました！
🐾Disney縛りその19
