ブルース・ダーン演じる70才のクロードは、妻を亡くした一人暮らしの元演劇評論家。
ある日、かつての恋人で舞台俳優のリリィが、アルツハイマー病を患い、施設に入所したことを知る。
このじぃさん、親友のシェーンをも巻き添いにして、アルツハイマー病の振りをして、リリィと同じ施設に入所する。
リリィがとっても可愛い。
着ている服の全てがお洒落で、良く似合う。
花柄を上品に着こなしてる。
それに比べて、ブルース・ダーンは劣化しすぎじゃない?!(70才の役にはちと無理があるかと…)
とても若い頃に愛した人とは思えないのでは…と余計な心配をする。
かつてリリィと愛し合っていたことを思い出させるために、ゆりの花をたくさん送ってたり、思い出の曲を流したてみたり、ロマンティックな演出をするけれど、どうもブルース・ダーンの見た目がロマンティックでは無い(またそこに行き着く)
じぃちゃんっ娘の孫の協力もあり、一瞬リリィの瞳が煌めく。
かつての恋敵である、リリィの夫がとてもいい人でした。よほどリリィを愛しているのでしょうね。
皮肉にも、クロードの身勝手な行動より、リリィの夫の想いの方が感動的でした。