オルジャスの白い馬のJayaのネタバレレビュー・内容・結末

少年オルジャスと実の父親カイラートどの交流のお話。カイラートがカザフ語で通していることに驚き。何で日本人使ったのかと思わなくもなかったですが…。

馬もとても巧い。本人なんでしょうか？さすがにスタントかな…。そしてカザフスタンの雄大な風景が美しい。特にラストの銃撃戦は撮影も素晴らしく、見とれてしまいました。

息子が実の父親とは知らずに過ごす時間というベタな脚本でしたが、舞台の美しさと名演のおかげで気にならずに観ていられました。

いきなり毛色が変わるようなシーンがいくつかあり、監督が２人ということの影響が露骨に見て取れました。特にカイラートの登場シーンやらラストシーン。アイグリが疫病神と罵られる理由がよく分からなかったり。

鑑賞中は淡白な印象を受けたのですが、終わってみると不思議な清涼感が残った作品でした。